2009年4月19日日曜日

鉄コレ制御器を DCC コントローラに改造する③

鉄コレ制御器の基板からも不要な部品を取り除きます。速度調整用の可変抵抗器と、進行方向切り替え用のスイッチを残して、すべての部品を取り外します。その後、残っている可変抵抗器とスイッチ周辺の基板をパターンカットし、独立した部品として使えるようにします。

次は、UT4と鉄コレ制御器をつないでいきます。写真のように、可変抵抗器とスイッチから、コードをそれぞれ3本ずつ引き出します。

まずは、方向制御用のスイッチを結線しましょう。鉄コレのスイッチ (8pin) と、UT4 の 3方向スイッチの対応は、写真左下の回路図の通りです。回路図右の 8pin の並びは、鉄コレの基板をハンダ面から見た時のスイッチの足の配置と同じです。

2009年4月6日月曜日

鉄コレ制御器を DCC スロットルに改造する②

鉄コレ制御器を DCC スロットルに改造するための手順です。まずは、Digitrax UT4 から基板を取り出し、不要な部品を外します。

UT4 の基板です。速度調整用の可変抵抗器、進行方向を切り替えるスイッチは鉄コレ制御器のものを使うので取り外します。デコーダ ID 設定用のロータリーエンコーダは、IC ソケットでかさ上げしてあるため、このままでは鉄コレ制御器の筐体の中に入りません。IC ソケットを取り除き、ロータリーエンコーダを基板に直付けし直します。

なお、写真では、ファンクションスイッチのゴムボタンのパーツを外してありますが、外す必要はありません。

裏側 (ハンダ面) です。LED 2本を取り除きます。この後の写真では、この LED を付けたまま作業しているものがありますが、この段階で外してしまってかまいません。

部品を外し終わりました。

2009年4月4日土曜日

鉄コレ制御器を DCC スロットルに改造する

半年近く放置していた鉄コレの制御器の続編です。鉄コレ制御器を DCC スロットルとして使えないかな〜、と思って買ったのですが、ようやく実現しました。写真のとおり、内部に Digitrax UT4 を仕込んであります。洒落っ気がない、鉄道っぽさがないと言われている DCC スロットルも、これで楽しく使えます。

電池ボックスのフタを開けると、内部の基板にアクセスできます。DCC のデコーダの ID を設定するときは、フタを開けて操作します。

製作記事は順次公開していきます。