2005年7月30日土曜日

冷却系のトラブル

うちのMINIはオイル漏れする。駐車場にシミがたくさんあったので、そう思っていた。でも、この認識が間違っていることを今日思い知らされた。

走行中、冷房がさっぱり効かなくなったし、MINIの中が臭い。なんかおかしい。ふと見ると、冷却水の温度が異常に上がっている。オーバーヒートする! そういえば、今日はラジエータファンの音も聞こえないぞ。慌てて付近のマクドナルドに入ってエンジンを止め、ボンネットを開けてみた。異臭はやはりエンジンルームからで、エンジン本体からわずかに煙が上がっている。とりあえず、30分くらいそのまま冷やして、エンジンオイルのレベルを確認。全く異常がなかったため、単に暑かったから、という理由を付けて、再び走り出した。

おかしい…。運転しているのに水温計が上がらない。むしろ水温は下がり気味だ。エンジン音もカラカラ言っているような感じだ。もう一度、ダイソーに止めてボンネットを開けてみると、やはりエンジンオイルの注入口から煙が上がっている。MINI屋さんに電話して症状を伝えると、冷却水が少なくなっている可能性が高く、とりあえず水道水を入れるように指示を受ける。ダイソーから買ってきた1リットルのペットボトルの水を、MINIは全部飲み込んだ。トイレで給水して、もう1本、2リットルもの水がラジエーターの中に入った。これはおかしい…。

意を決して、MINI屋さんまでドライブ。MINIの調子は戻ったようだ。エンジン音も正常に戻り、冷却水の温度も定常温度で安定している。MINI屋さんに着くと、「たぶん、冷却液が漏れてますね。ちょっと圧をかけて調べてみましょうか…。」調査の結果、ウォーターポンプから漏れている可能性が高いとのこと。さらに冷却系がサビだらけということも判明した。

とりあえず、ウォーターポンプを交換することになった。3万円くらいかかるらしい。順調に行けば、明日のお昼頃には仕上がるらしい。それまでは代車である。代車はMIRA。運転しにくい…。久しぶりに乗るMT車ということもあるが、それ以上にMINIのビビッドなレスポンスとは全く違う、もっさりしたアクセル、ハンドル。

途中、赤いMINIとすれ違った。なんとうらやましいことか…。MINIのいない夜が更けていく。