2007年10月21日日曜日

ホキ800 シャーシ部分

ホキ800 2両目です。

TOMIX のホキ800 をバラします。上の写真のように改造に邪魔なパーツは全部外します。ホッパから伸びているハシゴは折れやすいので気を付けてください。どのみち、ハシゴはこの角度では取り付けられないので、根本から切断して付け直すことになります。折ってしまう前にハシゴを切り離しておくことをお奨めします (経験者談) 。

上の写真のように、とりあえず大雑把にカットします。カットの位置が少々分かりづらいですが、要するに裏側の台車の取り付け穴を残して、バッサリ切ってしまいます。台車が付いていると、切断位置がわかりやすいと思います (4枚目の写真) 。

手前側のパーツは、切って不要になった部分のシャーシから、レバー類などを取り付け穴があった部分を切り出したものです。このパーツは、取り付け穴を開けるための治具として使用しますので、捨てずにとっておきます。

シャーシ部は 4分割して、上の写真のように仕上げます。試作品作成の時に書きましたが、組み上げる際には、接着剤は基本的に不要です。ホッパ部のフレームに残しているツメを、シャーシに作った切り欠きにはめ込み、ツメをはめ込んだ状態でシャーシの前後方向にΦ0.6程度の穴を貫通させ、細い針金 (作例ではダイオード 1S1588 の足を使用しています) で串刺しにしています。シャーシ部の素材はポリアセタールですが、無理矢理接着するより、こうした方が強度が得られると思います。

ここまでのパーツを組み立てると、上の写真のようになります。構造を理解していただくために、針金は少し残した状態で写真を撮影しています。実際には、シャーシから出ないように切断します。

試作品と比べて、車両の前後方向に 1mm 短くなりました。それでも 63mm ありますので、Bトレとしては微妙に長いです。

2007年10月13日土曜日

工臨もいいですよねぇ…

貨車を切ってしまいました。我が家には TOMIX のホキ800が 4両あるのですが、そのうちの 1両です。

以前からホキ800はBトレ化しようと思っていたのですが、シャーシ部分の素材がポリアセタールのため、うっかり切ってしまうと後が大変です。セメダインPPX 等で接着はできますが、十分な強度を確保できるわけではないので、走行中に真っ二つ…という事態になりかねません。これまでに何度も切り代を決めようとニラメッコしていたのですが、今まで切れませんでした。

今回は、とりあえずコンセプト実証ということで、少々雑ですが切ってみました。あんまり変わってないように見えますが、ちゃんと短くなってます。切り接ぎとしては異例の、接着剤不使用を実現しています。最終的にはダメ押しということで、セメダインPPX で接着する予定ですが、なしでも強度は十分です。

残りの 3両も順次Bトレ化しますので、詳細はその時にアップしていきたいと思います。

2007年10月7日日曜日

またつまらぬものを切ってしまった…

種車は鉄コレ第2弾のフリー2001形です。ボディの切り接ぎ (4分割) 、前照灯を削って交換、尾灯の位置変更、乗務員室ドアの手スリの削取りをやっております。

雰囲気だけの再現でいいと思って、とある車両を作ろうとしたのですが…全然違う車両になってしまいました。どうして切り刻む前に写真を確認しなかったのでしょう…。まあ、雰囲気だけってことで…。

それにしても、鉄コレはプラが柔らかくて加工しやすいですね。

2007年10月6日土曜日

50系客車 塗装~完成まで

ボディは結局 GM1 (赤2号) のスプレー缶で塗装してしまいました。少しザラ付いていますが、まあ、こんなもんだと思います。屋根部分は GM9 (灰色) です。塗装順序は GM9 → GM1 です。

窓は適当に切ってはめます。窓は座席のパーツをマウントする役割もあるので、窓以外の部分もそっくり残すように切り出し、上下の違いに気をつけてはめます。将来、ボディを修復したいと思ったときに外せるように、両面テープで固定してあります。

オハ50の座席は、車端部 (1エンド方、2エンド方) と中央部の 3分割です。分割位置は写真の通りです。左がオハ50、右がオハフ50。窓のパーツでしっかりマウントされます。台車は現在入手困難なため、適当なものが付いています。通勤電車1 を取り付ける予定です。

次は下回りです。 Bトレのシャーシのツメを取り除き、通勤電車1の台車を取り付けてボティとの高さを見ます。そのままだと車高がやや低めのように思うので、0.5mm のプラ版を切って接着し、高さを調整します。床下機器はオハ50 の床下から適当なものを切り出して、ゴム系接着剤で固定します。

オハフ50もオハ50と同様ですが、座席のパーツの切り出し方が少し違います。車端部 (1エンド方、2エンド方) の 2分割で作ります。写真のように、尾灯の基板を入れるスペースがあり、このまま取り付けると不安定になってしまいます。プラ板等でシャーシと当たる面を作り、安定させます (作例ではボール紙でやってますが…) 。

最後に、編成全体の高さを調整し、本体と下回りは例によって両面テープで止めて完成です。

課題としては、以下のものが残っています。少し別の作業をして、また余裕が出てきたら再度作業しようと思います。

  • 継ぎ目消しと再塗装。少し慌てて作業したので、継ぎ目が完全に消えませんでした。
  • 尾灯の点灯。集電とデコーダをどうするかとか、色々面倒なことが残っています。

完成させようと思ったら、ここのところのBトレ発売ラッシュのあおりを受けて、台車が売り切れてしまっています。今のところ、台車は他の車両から外したものを使っており、通勤電車1と急行電車用のが混在しています…。