2009年12月23日水曜日

静岡鉄道 デワ1

ご無沙汰しています。多忙なため、鉄道模型をいじれていません。こういうのは、本当に鬱になりますね…。

キャラメルN の静岡鉄道デワ1 を買いました。試作品の写真とかを見ていると、やや不安だったのですが、想像していたよりシャープにできています。試作品と違って、窓ガラスもちゃんと入っています。

一応、Nゲージとして売られています。確かに Nゲージの線路は走れますが、Nゲージの車両より大柄なので、建築限界を支障します。Bトレのレイアウトでは、残念ながら走行できないですね。Nゲージと銘打つ以上は、1/150 スケールじゃないとおかしいのでは? デフォルメというのは、こういうことなのですか?

大柄なので、DCC デコーダを積むのは、訳ないです。が…ここまでデカいとデコーダを積む気にもなれません…。

2009年10月8日木曜日

アクセサリデコーダの製作 その2

先日から作っているアクセサリデコーダは、プログラムが大方済み、ハードも固まってきました。一応回路図は公開しますが、モータードライバの TA7257P が生産中止なので、今からでは入手困難かもしれません。プログラムは、nucky さんのものをベースに作っていたのですが、気がついたらほぼすべての箇所を全面的に書き直して、nucky さんのコードは跡形もなくなってしまいました (汗) 。

nucky さんの掲示板で議論になっている、フォトカプラまわりの定数 (上の回路図で言うと、R1 と R2) ですが、私の回路では、どちらも 1kΩを採用しています※。理由は、TLP521 のデータシートを見ると、入力側の LED は 5V 2mA 程度流した状態で点灯するまで 2μS 、出力側は 1.9kΩのプルアップ抵抗使用時に、フォトトランジスタがオフになるまでに 25μS 程度の遅延が生じるとのことなので、手持ちの抵抗器の中から、これに準じた値で選んでいます。ちなみに R2 は 4.7kΩや 2.2kΩではだめでした。掲示板では 680Ωがよいのではないか、という結論になっていますが、データシートの遅延値を信用するに、そこまで電流を流す必要はないように思います。ただし、この定数は、私が書いたプログラムを使った場合なので、nucky さんのプログラムで動くかどうかは分かりません。

※ 正確には R1 は 1/4W 2.2kΩ を 2本並列にした合成抵抗で、およそ 1.1kΩ です。これで 22V 程度を流すコマンドステーションを使った場合、抵抗器 1本当たり、0.01mA × 22V = 0.22W で 1/4W をクリアできます。

ピンが余ったので、逆起電圧の検知によるポイント転換中/完了検知を行おうとしています。これは、回路・プログラムともまだ作っていません。連休中にやろうと思います。

2009年9月28日月曜日

アクセサリデコーダの製作

nucky さんのアクセサリデコーダを参考に、Lemaco スローアクションポイントマシン用のデコーダを作りました。まだハードだけで、ソフトはこれから作ります。

我が家のレイアウトに合わせて、色々変えました。かゆいところに手が届く、これが自作する最大の強みです。

  • Lemaco の スローアクションポイントマシン用にしました。ソレノイドに大電流を流すための、大容量電解コンデンサは不要です。
  • 6基のポイントマシンを制御できるようにしました。このために、18pin の PIC16F628 を採用しています。まだ 2pin 余っているので、最大 7基までコントロールできるはずです。
  • ポイントマシンにかける電圧を (写真手前の可変抵抗器で) 調整可能にしました。DS52 では、線路電源を整流しただけの 13V (DCS50K の場合) がもろに流れていたので、定格を 1V オーバーしていました。モーターの動きも速く、音もうるさかったです。作例では、8.5V くらいまで落としています。
  • 不安な箇所の定数を変更。線路電源の LED がほんのり暖かくなっていたので、nucky さんの回路図で言うと、R1 を 680Ω から 1kΩにしました。この箇所の電圧はコマンドステーションによって変わるので、複数のコマンドステーションにつなぐ可能性のある場合は、低電流ダイオードにしないと LED が壊れるかもしれません。ちょっと高くなりますが、安全には代えられません。
  • 不要なLEDは省略しました。
  • DS52 と Lemaco のスローアクションポイントマシンの組み合わせで発生する、線路電源を ON にした瞬間にポイントが動くことがある仕様を修正しました。ポイント数が少ないときは、それほど問題になりませんが、数が多くなるとコマンドステーションの定格最大電流を超えてしまう可能性があります。

DS52を置き換える目的で作成しました。DS52 3つを、1つの基板で置き換えています。大きな電解コンデンサが不要になるので、サイズが小さくなり、DS52 運用上の問題点を解消しています。

Bトレと大きさを比べると、こんなです。このサイズに収めるのは、ちょっと無理矢理な感じですが…。

2009年9月21日月曜日

Loconet アダプタ (USB 版) の製作

Loconet アダプタを作りました。Nucky さんのサイトで紹介されている回路図を元に作っています。

今回の製作では、オペアンプは LM358 を使っています。LM393 よりは入手が容易ではないかと思います。ピン配置は同じなので、回路図的には変更はありません。ジャンパの代わりに 0Ω抵抗器を多用しています。なお、パイロットランプ等の LED は省略しています。

Nucky さんの作例では、ローゼットの中に組み込んでいますが、私は DCS50K の空いているスペースに入れました。ローゼットの中に組み込むよりはスペースに余裕があるので、製作は楽だと思います。DCS50K を加工しないといけないですが…。

パソコンからは、列車の制御ではなく、主にポイント制御をしようと思います。

末筆ですが、先人たちの英知に感謝いたします。

2009年7月6日月曜日

大宝八幡宮のあじさい

大宝八幡宮に行ってきました。この時期、大宝八幡宮はあじさいが咲いています。関東鉄道常総線に乗り鉄の際は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

2009年6月27日土曜日

蒲原鉄道 ED1 冬鳥越に

村松駅跡地に保存されていた蒲原鉄道 ED1が、冬鳥越スキーガーデンに移されました (新潟日報の記事) 。

県央情報交差点では、もう少し詳しい記事があります。今まで野ざらしだったので、サビサビですね。

この夏は冬鳥越に行こうかと思います。

記事に書かれている同じタイプの機関車がもう 1両ある、というのは、北陸鉄道 ED20 のことでしょうか? こちらはまだ現役ですよね。

2009年4月19日日曜日

鉄コレ制御器を DCC コントローラに改造する③

鉄コレ制御器の基板からも不要な部品を取り除きます。速度調整用の可変抵抗器と、進行方向切り替え用のスイッチを残して、すべての部品を取り外します。その後、残っている可変抵抗器とスイッチ周辺の基板をパターンカットし、独立した部品として使えるようにします。

次は、UT4と鉄コレ制御器をつないでいきます。写真のように、可変抵抗器とスイッチから、コードをそれぞれ3本ずつ引き出します。

まずは、方向制御用のスイッチを結線しましょう。鉄コレのスイッチ (8pin) と、UT4 の 3方向スイッチの対応は、写真左下の回路図の通りです。回路図右の 8pin の並びは、鉄コレの基板をハンダ面から見た時のスイッチの足の配置と同じです。

2009年4月6日月曜日

鉄コレ制御器を DCC スロットルに改造する②

鉄コレ制御器を DCC スロットルに改造するための手順です。まずは、Digitrax UT4 から基板を取り出し、不要な部品を外します。

UT4 の基板です。速度調整用の可変抵抗器、進行方向を切り替えるスイッチは鉄コレ制御器のものを使うので取り外します。デコーダ ID 設定用のロータリーエンコーダは、IC ソケットでかさ上げしてあるため、このままでは鉄コレ制御器の筐体の中に入りません。IC ソケットを取り除き、ロータリーエンコーダを基板に直付けし直します。

なお、写真では、ファンクションスイッチのゴムボタンのパーツを外してありますが、外す必要はありません。

裏側 (ハンダ面) です。LED 2本を取り除きます。この後の写真では、この LED を付けたまま作業しているものがありますが、この段階で外してしまってかまいません。

部品を外し終わりました。

2009年4月4日土曜日

鉄コレ制御器を DCC スロットルに改造する

半年近く放置していた鉄コレの制御器の続編です。鉄コレ制御器を DCC スロットルとして使えないかな〜、と思って買ったのですが、ようやく実現しました。写真のとおり、内部に Digitrax UT4 を仕込んであります。洒落っ気がない、鉄道っぽさがないと言われている DCC スロットルも、これで楽しく使えます。

電池ボックスのフタを開けると、内部の基板にアクセスできます。DCC のデコーダの ID を設定するときは、フタを開けて操作します。

製作記事は順次公開していきます。