2009年9月28日月曜日

アクセサリデコーダの製作

nucky さんのアクセサリデコーダを参考に、Lemaco スローアクションポイントマシン用のデコーダを作りました。まだハードだけで、ソフトはこれから作ります。

我が家のレイアウトに合わせて、色々変えました。かゆいところに手が届く、これが自作する最大の強みです。

  • Lemaco の スローアクションポイントマシン用にしました。ソレノイドに大電流を流すための、大容量電解コンデンサは不要です。
  • 6基のポイントマシンを制御できるようにしました。このために、18pin の PIC16F628 を採用しています。まだ 2pin 余っているので、最大 7基までコントロールできるはずです。
  • ポイントマシンにかける電圧を (写真手前の可変抵抗器で) 調整可能にしました。DS52 では、線路電源を整流しただけの 13V (DCS50K の場合) がもろに流れていたので、定格を 1V オーバーしていました。モーターの動きも速く、音もうるさかったです。作例では、8.5V くらいまで落としています。
  • 不安な箇所の定数を変更。線路電源の LED がほんのり暖かくなっていたので、nucky さんの回路図で言うと、R1 を 680Ω から 1kΩにしました。この箇所の電圧はコマンドステーションによって変わるので、複数のコマンドステーションにつなぐ可能性のある場合は、低電流ダイオードにしないと LED が壊れるかもしれません。ちょっと高くなりますが、安全には代えられません。
  • 不要なLEDは省略しました。
  • DS52 と Lemaco のスローアクションポイントマシンの組み合わせで発生する、線路電源を ON にした瞬間にポイントが動くことがある仕様を修正しました。ポイント数が少ないときは、それほど問題になりませんが、数が多くなるとコマンドステーションの定格最大電流を超えてしまう可能性があります。

DS52を置き換える目的で作成しました。DS52 3つを、1つの基板で置き換えています。大きな電解コンデンサが不要になるので、サイズが小さくなり、DS52 運用上の問題点を解消しています。

Bトレと大きさを比べると、こんなです。このサイズに収めるのは、ちょっと無理矢理な感じですが…。

2009年9月21日月曜日

Loconet アダプタ (USB 版) の製作

Loconet アダプタを作りました。Nucky さんのサイトで紹介されている回路図を元に作っています。

今回の製作では、オペアンプは LM358 を使っています。LM393 よりは入手が容易ではないかと思います。ピン配置は同じなので、回路図的には変更はありません。ジャンパの代わりに 0Ω抵抗器を多用しています。なお、パイロットランプ等の LED は省略しています。

Nucky さんの作例では、ローゼットの中に組み込んでいますが、私は DCS50K の空いているスペースに入れました。ローゼットの中に組み込むよりはスペースに余裕があるので、製作は楽だと思います。DCS50K を加工しないといけないですが…。

パソコンからは、列車の制御ではなく、主にポイント制御をしようと思います。

末筆ですが、先人たちの英知に感謝いたします。