2006年12月24日日曜日

Bトレイン EF15 製作中

TOMIX の EF15 を切って、Bトレイン化してみました。塗装してみたら、かなり継ぎ目が目立つので、もう少し作業をしてみようと思っています。

EF15 の特徴は旧型貨物機特有のデッキと、大きな動輪です。動力ユニットは例によって KATO のものを使うので、動輪はひとまず諦めるとしても、デッキは残すという方針で設計を始めました。しかし難問が発生。デッキ・連結器込みで 8cm に収めようとすると、動力ユニットが入らなくなってしまいます。その上、パンタの間隔を確保するのも難しくなります。カットする場所等を考慮し、最終案は本体+連結器相当の部分で 8cm とし、デッキ込みで 9cm で工作することにしました。

8cm を超える車両をBトレインと呼ぶかどうかという議論はともかく、8cm を超えてしまうとBトレイン専用ウレタンに収納できなくなってしまいます。先日キャラテックから再販されたウレタンを 5袋も買ってしまった私には無視できない問題です (汗) 。苦肉の策として採用したのが、着脱式のデッキです。大量に余っているBトレインの磁石式連結器から磁石を取り出し、デッキと本体側にそれぞれ埋め込んであります。この方法だと、デッキは首を振らなくなりますが、試験走行 (R140) は問題ないようです。

2006年11月26日日曜日

みにちう、再び石川県へ

石川県にきました。写真は、獅子吼スカイパークにて。石川県も紅葉まっさかりです。

私はよく来ているのですが、みにちうが石川県に来るのは1年ぶりです。1日で 360.2km 走り、燃費は 13.36km/L でした。大阪では 8km/L くらいしか出ません。やはり、渋滞の影響が大きいようです。名神高速道、北陸自動車道ともに、例年より遅めの紅葉がとてもきれいでした。

高速道路でのエンジンは、水温はやや高めになりながらもラジエータがきちんと機能して正常範囲です。エンジンが常に冷やされているので、走行直後に触ってみても熱くはありません。水温が若干高めになってしまうのは、冷風を浴びながらの走行だったので、サーモスタットの動作が少し遅れるのかもしれません。

多賀SAで休んでいると、「名古屋方面に行かれますか?」と声をかけられました。私は米原JCTから北陸道に入るので、「行きませんけど」と答えたのですが、何だったんでしょうか?

2006年11月12日日曜日

みにちう車検出場

みにちうの車検が終了しました。主立った作業は以下の 2点で、残りは調整や増し締めです。

  • タイヤ交換
  • 右後部ブレーキシリンダ、ブレーキオイル漏れ修理

タイヤ交換をしたことと、リサイクル預託金を支払う必要があったことから、値段はかなり高めです。出場時点の走行距離は 60,442km です。

10月ころから、エンジン始動直後、ブレーキを緩解したときに後ろから「ねちっ」と音がしていたのですが、これがブレーキオイル漏れだったのですね。直してもらって良かったです。

タイヤ交換ですが、交換前と同じ DUNLOP R7 です。あまり乗らない私には贅沢なタイヤなのですが、惰性で変更しないことにしました。交換後、ハンドルが軽くなりました。みにちうがまた少し快適になりました。

一点、指摘されたのは、前面右ウィンカーの色落ちです。みにちうはクリアカバーで、色付きの電球なのですが、電球の色が落ちてきているそうです。「LED の球ってありませんかねー」とか店員さんに言ったのですが、「高いと思いますけど、探したらあるかもしれないですねぇ」とのお答え。

LED なら低消費電力、高寿命と簡単に考えていたのですが…、家に帰って冷静になって考えてみると、トンチンカンな要求だったことに気づきました。ウィンカーは、リレーを流れる電流で発熱し、バイメタルの接点がカチカチと動くことで点滅しています。発熱量=電力×ジュール定数、電力=電流×電圧ですから、LED に交換して消費電力が下がると、うまく動かなくなります。LED にしたければ、バイメタルリレーをやめて別の点滅機構にしなければならず、保安基準でも厳しく規定されている箇所ですので、大事になってしまいます。素直に電球を交換した方がいいですね。

2006年10月17日火曜日

ポイント制御

久しぶりにレイアウトの話です。本レイアウトでは、レールには PECO、ポイントマシンには LEMACO のスロースイッチングを使っており、適合するポイント用デコーダは DS52 になります。ここのところ DS52 は品薄で入手困難だったのですが、ようやく必要数が揃いましたので、さっそく取り付けました。

当レイアウトには、ポイントが 6ヵ所 (各図の 11イ、11ロ、21イ、21ロ、22および23) あります。安全側線のポイントは固定でもいいのですが、せっかくなので 6カ所すべて動かすことにします。ポイントマシンは全部で 6個、DS52 は 1個で 2回路持っているので 3個必要になります。11イと11ロおよび21イと22ロは渡り線なので、同時に動かすことを念頭においています。

上図(DS52を2個で済まそうプラン)のように、これらのポイントをそれぞれ組にしてポイントマシンを並列に配線すると、DS52 は 2個で足りるのではないかという気がするのですが、結論から言うと、これはだめでした。並列接続では、ポイントマシンのモーターを動かした時の電圧降下が著しく、定格の 6V を下回ってしまうためポイントマシンの動作不良が頻発します。この問題は定電圧回路などを挿入すれば解決するかもしれませんが、配線がややこしくなるのでやめました。

次に、上図(DS52 を 3個使って安直に配線したプラン)のような配線&アドレス設定を試してみました。DS52 の肩に書いてある赤い数字が DS52 の各回路アドレスです。定格を下回るような電圧降下なども発生せず、安定して動作するようになりました。しかし、11イと11ロを切り替えるのに、11イ反位、11ロ反位という具合に、二回続けて操作をしなければならないのは面倒ですし、操作を失念すれば脱線などの危険性もあります。11イと11ロは一回のポイント操作で切り替わってほしいと思うのが自然です。

最終的な配線&アドレス設定は上図(DS52 を 3個使って、渡り線のポイントを同時転換可能なプラン)の通りです。左の DS52 から11イ、真ん中の DS52 から 11ロと配線されているのはちょっと変則的な感じがします。DS52 のアドレス設定の都合上、2回路とも同じアドレスに設定するのはできないようです。そこで、左側と真ん中の DS52 のアドレスの割り当てを工夫し、それぞれ第一回路のアドレスを 11、第二回路を 21に設定して、この問題を回避しています。これならスロットルから 11のポイントを操作する指令を出すと、2つの DS52 が作動し、 11イと11ロが同時に切り替わります。

なお、各図の配線の記法は模式的なもので、実際には DS52 の回路とポイントマシンの間には、2本ずつ配線が必要になり、それらの極性も関係します。念のために注記しておきます。

2006年10月1日日曜日

番外編: 東海道貨物線

乗り鉄番外編です。ひょんなことから東海道貨物線を乗り鉄してしまいました。東海道貨物線は小田原駅から併走する別線に入り、東戸塚駅あたりから旅客線と別れ、横浜羽沢駅を通って鶴見駅に行き、品鶴線に入ります。貨物線ですから定期の旅客列車はあろうはずもありません。

その日、私が大阪駅に着くと、守山駅構内で人身事故によりダイヤが乱れている旨、駅のアナウンスで告げられました。私が乗り込む 5032M サンライズ出雲は定刻通り大阪駅にやってきました。守山駅と言えば、前途区間の駅であり、影響を受けるのは避けられません。しばし走行。鉄道無線が何やら騒がしくなって、我が 5032M は走行・停車を繰り返しています。車掌さんも対応に追われたのか、きっぷを見にきたのが随分と遅かったです。検札も済んでとりあえず就寝。寝台特急はダイヤに余裕があるから何とかなるだろう、その時はその程度に思っていました。

よく朝、案内放送で目が覚めました。6:00 静岡駅です。「只今 1時間20分ほど遅れて走行中です。東京方面へお急ぎのお客様は、静岡駅から新幹線こだま号へ振替え乗車の手配を…。」何人かの人が新幹線に乗り換えたようですが、それほど急いでいない私は、当然そのまま乗ります。寝台特急はたとえ遅れても、そのままベッドの中に居ればいいので、何も苦痛はありません。

7:35、5032M は熱海駅まで歩を進めました。ここで 5032M は通勤の列車群への影響を避けるべく、東海道貨物線 (および品鶴線) 経由で運転、品川駅で運転を打ち切る旨が伝えられました。通勤の各駅停車に阻まれて、5032Mはノロノロ運転で進みます。貨物線は横浜駅を経由しないため、横浜駅で下車予定の人は小田原駅で降ろされました。すっかりミステリー列車と化した 5032M は、小田原からは貨物線に入ったため急に速度が上がり、快調に走り始めました。特急券払い戻しになるかどうかの瀬戸際です。払い戻しを避けられるか、微妙な状況になってきました。が、しばらくして防護無線発報、付近の列車が一斉に停車し、我が 5032M はとどめを刺され、2時間延着となりました。閑散とした品川駅臨時ホームに入線しました。

で、肝心の東海道貨物線ですが、東戸塚を過ぎるとすぐにトンネルに入り住宅地の地下を行きます。横浜羽沢駅前後が地上区間、再びトンネルに入り、再び地上に出るとすぐ鶴見駅です。乗り鉄するにはあまりおもしろい区間ではありません。それでも、いかにも貨物駅らしい横浜羽沢駅、すっかり朽ち果てた DE15 や DE10 が放置されていたり、カメラを持ってなかったのがちょっと残念でした。

2006年9月24日日曜日

たれ急便超低速コンテナ列車

当サイトの看板列車として、たれ急便超低速コンテナ貨物列車を作ってみました。6両編成です (機関車含まず) 。積み荷は「タレモノ」ですが、何が入っているのかはわかりません。荷物は忘れた頃に届きます (笑) 。

コンテナ自体は朗堂の C-1201 12f 4方リブなし 両面開き 無塗装品です。デカールを貼るにあたって作業が楽になるように、なるべく凹凸の少ないコンテナであるという点から採用しました。たれ急便デカールはミラクル工業のミラクルシート・トナータイプを使って作成しました。現時点では近日発売となっていますが、ひょんなことからサンプルを分けていただきました。ミラクル工業様のご好意に感謝いたします。なお、ミラクルシートはインクジェットタイプもあります。

まずは使用したプリンタと、印刷時の設定です。データは Photoshop で作成しました。240dpi で印刷しています。

  • 使用プリンタ: Fuji Xerox Docucentre a360
  • プリンタ設定: 用紙種類=厚紙F (99~128/m^2), 印刷モード=高画質, おすすめ画像タイプ=標準, スクリーン=自動

ミラクルシートの本来の用途は簡易タトゥーや携帯電話のラッピングなどですが、模型用デカールという観点から使用感を書きたいと思います。デカール自体は柔らかく、今回はマークソフターや蒸しタオルなど、デカールを馴染ませるための定番の道具を使っていません。貼り付け後、ティッシュペーパーで水を拭き取るついでに抑える程度で馴染んでくれました。デカールの柔軟性が高い割に強度も高く、貼り付け直後でありながら、水に漬けたくらいでは容易に剥がれず、エナメルシンナーで擦ってようやく剥がしました。デカールの糊はかなり強力で、扱いやすいと思います。デカールの端がかけやすいので、カットするときは少し大きめに (説明書では数mm となっていますが、0.5mm程度で十分のようです) 切るのをおすすめします。印刷の質についてはプリンタ依存なので、高画質なプリンタを使いましょうとしか言いようがないのですが、貼付け後のデカールの表面に光源に反射させると見える格子模様が入ります。デカールの糊が見えているのだと思います。模型用デカールとしては、用途によっては問題になるでしょう。気になる方は、糊を一旦落として薄めた木工用ボンドで貼り付けるなどの方法が使えると思います。全般的な評価としては、模型用の素材として十分なパフォーマンスを持っている思います。

デカールの印刷というと、アルプス工業の MD-5500 が有名です。こちらは熱転写プリンタであり方式が違うこと、そして白が印刷できることという点が特徴です。例えば、MD-5500 では白が印刷できるので、透明なデカールに白い文字を印刷することができ、車両番号などの印刷に威力を発揮します。一方、ミラクルシートは下地が透明なタイプと白のタイプがありますが、白自体を印刷で表現できるわけではないので、こうした印刷はできません。しかし、日本の住宅事情で、新たに MD-5500 を設置するのは大変です。既に持っているインクジェットプリンタや、会社にあるレーザープリンタで (←こらこら) お手軽にデカールが作れるのは大きな強みでしょう。

2006年8月13日日曜日

みにちう 60,000km

本日、みにちうがめでたく 60,000km を迎えました。納車時 (2005年 4月 15日) は 53,814km でしたから、6,200km を走るのに 1年と 4ヶ月ほどかかりました。写真でお分かりの通り、路肩に停めてハザード点けて、記念写真を撮りました。エアバック警告灯が点灯しているのは、MINI のお約束ということで…。

大阪にいるとあまり乗らないので、次の大きなイベントは車検です。またお金かかるなぁ…。

2006年6月18日日曜日

樹木へのこだわり

当初、レイアウト用に TOMIX の常緑樹 (ライトグリーン) や KATO の街路樹を購入していたのですが、最終的にはこれらの木はつかわずにイマジンコーポレーションの木を採用しました。TOMIX の木は葉が作り物っぽすぎ、KATO の木は枝が見えないところが気に入りません。この記事では、レイアウトに植えている樹木への想いを書きたいと思います。

この場所に置く適当な建物がなかったので、ここにはシンボル的な大木を植えようと思いました。切るに忍びない大木が、街の開発を免れて存在し続けている、そんな木にしたかったのです。TOMIX の常緑樹では、あまりに軽々しい感じがしていました。そんなとき、とある模型店で出会ったイマジンコーポレーションのケヤキを見つけました。ケヤキと言えば大木に育つ木です。これだ! と思ったのです。

次は街路樹です。貨物駅のこの場所には当初から木を植えることに決めていました。環境にやさしいJR貨物なら当然です。KATO の街路樹を並べてみたものの、なんかイメージと違うのです。いくら街路樹と言え、こんなモコモコで枝が全く見えない木はありません。茂った葉の間から枝が見えるチラリズム? がないのです。結局、イマジンコーポレーションの街路樹Bを採用しましたが、KATO の街路樹が持っていた土台や支柱の部分は採用しました。街路樹には支柱が付きものです。余計なパーツをカッターで削いで、カラーパウダーを撒いています。

MINI 屋さんの隣のスペースには白樺を植えています。この場所には当初お花畑だけにして、樹木を植える予定がなかったのですが、何となく寂しい感じがしていました。ふと、MINIの故郷イギリスから白樺のイメージが浮かんだので、検討の結果、植えてみました。下に咲いている紫の花や、ハーフティンバーの建物と一緒に、緯度の高いイギリスの涼しい雰囲気を出せているように思います。

最後は桜です。満開の桜は季節限定なので非常に迷ったのですが、店頭で見て以来、どうしても欲しかったので取り外し可能な形で取り付けてあります。今のところ、特に違和感を感じないのでそのままにしてあります。私の実家のある五泉市では4月中旬になると、咲花駅や淡島公園・村松公園などで満開の桜が見られます。五泉市民は桜が大好きなのです。

2006年6月17日土曜日

DCCデコーダ試験編成

メーカーによると、DCCのデコーダは単体で動作試験をしてから取り付けるもの、だそうです。メーカー推奨の方法はミノムシクリップを使う方法です。レールからクリップで線路電源を取りデコーダにクリップで接続、さらにデコーダとモーターをクリップでつなぎます。早速この方法で試してみたのですが、正常なのかどうかイマイチよくわかりません。不安になったので、実際に使うのと同じ環境でテストしてみようと、デコーダをハンダ付けせずに搭載し、試験走行できる編成を作成しました。

メーカー推奨の方法で動作試験をした際の問題点は、二つあります。一つ目は、モーターや車輪が空回りするだけなので、実際にどの程度の速度で走るのかさっぱりわからないこと。二つ目は、テスト中にプログラムしてみても、レジスタ (CV) の値が正常に読み出せないことです (希に読み出せることもある) 。モーターを回転させてみても、加速率・減速率・最大速度などがちゃんと設定されているのか、不安になるような回転です。

そこで、余っている床板にターミナルを打ち込んで配線し、写真のような編成を仕立てました。一番右の車両が集電と動力担当、他の車両はデコーダを取り付けるためのターミナルを装備しています。ネジ式のターミナルなので、頭の部分をくるくる回してデコーダのケーブルを固定します。赤い端子にはモーターへの出力(灰・橙)、黒い端子には線路電源(赤・黒)、白と黄色の端子は残りのケーブルを接続します。白と黄色の端子は現在はダミーで配線されていませんが、デコーダのケーブルを宙ぶらりんにしておくと、走行中の振動でショートする可能性があるので、それを防ぐために設けています。ターミナルの色をデコーダのケーブルと同じ色にできればよかったのですが、残念ながら7色手に入らなかったので、このような配色にしています。

走行させるので、建築限界を支障しないように配線を束ね、デコーダをターミナルの間に挟みます。いざ走行…させてみると、ものすごいスピードで周回します。あれ? 最高速度の設定が全然効いてない。おかしいな…。プログラムしてみると、レジスタの値は正常に読み書きできます。一歩前進。ぱちぱち。

しかし、走り具合はさっぱりで、相変わらずフルスピードで走っています。これはいったい…。デコーダを交換してみても同じです。もしかして錘のせい? と思い、動力車の重さを調子よく走ってくれる DD51 と同じ重さにしてみますが、これもだめです。そういえば、DD51 は抵抗器が付いていない動力だったっけ…と思い出して動力を交換してみると、ちゃんと最高速度の設定が反映されて、スムーズに動きます。おー、やったー。そういえば、DE10 も同じ動きをしていました。デコーダが悪いと思っていたのですが、そうではなく動力に問題があったのですね。

本日の実験の成果としては「古い抵抗器付きの動力は DCC と相性が悪いので使うべからず」ということです。相性というのは非科学的な表現で気持ち悪いですが、現時点ではそういう結論に至りました。そういえば、以前、Bトレインの動力に回収騒ぎがありましたが、もしかして…。

2006年6月10日土曜日

線路の内側が埋まりました

写真の通り、線路の内側が埋まりました。大きな作業は畑の作成です。現在、MINI たちが道路上に並んでいます。以前 MINI 屋さんのアスファルトを塗った時の色が濃すぎて気に入らなかったので、本日塗り直しました。MINI たちは乾くまで MINI 屋さんの中に入れません。他には踏切の敷き板を作成、貨物駅に植えてあった街路樹が KATO 製からイマジンコーポレーション製に変更、桜と白樺を植えるなどの作業をしました。

桜については季節が限定されてしまうことから、他の部分との整合性で問題が出るのですが、きれいだからいいや、ということで植えてしまいました。満開の桜の中から列車が走ってくるのは、やっぱりいいなぁ、と思います。

線路の内側は埋まったとはいえ、積み残しがたくさんあります。思いつくままに挙げるとこんなにあります。

  • MINI屋さんの看板作成
  • ソレイユの看板作成
  • 貨物駅の看板作成
  • 道路のライン引き
  • 道路標識
  • 線路標識
  • 鉄道信号機
  • 歩道の再塗装
  • ウェザリング
  • 人の配置

線路の外側はまだベニヤ板が露出していますが、このエリアは7月以降に作業することにし、しばらくの間はレイアウトの作業をお休みしたいと思います。ネタはたくさんあるので、ブログは随時更新したいと思います。

2006年6月5日月曜日

オイル交換

日曜日にみにちうのエンジンオイルを交換しました。何を隠そう、半年ぶりです。本来なら三ヶ月周期なのですが、サボっておりました。みにちうはこのところずっと調子がいいので、あまりオイル交換をしようとも思わなかったのです。11月に車検があるので、次のオイル交換はその時にしようと思います。

昨年末、12ヶ月点検をしたときの走行距離が 58,926km だったのですが、現在は 59,729km とあまり走っていません。やっぱり公共交通機関が発達したところでは、クルマに乗らないですねぇ…。

今回使用したオイルは、オートマ MINI にはおすすめということで、ごくごくオーソドックスなスピードマスターです。エレメント交換も同時に行いました。

2006年6月4日日曜日

踏切警報機を仮設置、空き地に花を植えます

本日のレイアウト本体の作業は次の通りです。結構進みました。

  • 踏切警報機を仮設置した
  • MINI屋さん周囲の空き地に花を植えた

踏切警報機は津川洋行のものです。写真に映っている警報機と遮断機が2組入って、504円で買えました。とりあえず、遮断機の長さが合うか、建築限界を支障しないかを確認するため、両面テープで仮設置してみました。警報機と遮断機の位置関係はこれでいいはずです。遮断機が短めでちょっと隙間が空いてしまいますが、まあよしとしましょう。

MINI屋さんの周囲は、こげ茶色のシーナリパウダーを撒いて地面を作り、ライトグリーンのターフを重ねて草を表現し、その上に紫、黄色、ピンクのスポンジ (光栄堂、ランドスポンジ) を貼り付けて花を表現しています。さらにグリーンのフォーリッジを周囲に植えています。ちなみに、写真にはこっそり写っていますが、MINI屋さんに白いカントリーマンが仲間入りしました。

本日は他にも車両の調整作業などもしました。やはり、DCC デコーダは CV の値が読み出せるのが正常なのですね。キハ58 に新しいデコーダを搭載したので、こちらの走りも極めてスムーズになりました。当ブログで頻繁に登場していた DE10 ですが、最近あまり登場しないのは、走りがよろしくないからです。スムーズに走ってくれないと、動かすのがだんだんと億劫になってきます。早く DE10 にも新しいデコーダを搭載したいと思います。

次は民家裏手の空き地に畑を作成したいと思います。

2006年6月1日木曜日

トワイライトエクスプレス

未完のまま放置されているトワイライトエクスプレスに関してリライトします。

2005年 11月 5日 (土) 20:17
パート13の24系客車を種車にして、トワイライトエクスプレス編成を作成中です。実物は 10両編成ですが、今回は 8両で製作予定です。まずは半分の 4両にとりかかっています。さらに、牽引機として EF81 トワイライトカラー、ED79 、DD51 北斗星カラーの製作も予定しており、盛りだくさんです。

カニ24-100、オハネ25-100、オシ24、オハネフ25-100 の加工、下塗り、部分的に本塗装を終えています。まだ帯を入れてないせいなのか、光沢がないからなのか、全然トワイライトエクスプレスに見えてきません。なんか軍用列車みたいに見えます。カニ24 の妻面はオハネフ25-100 の余っている妻面を少し加工して取り付けています。編成端の妻面には貫通幌が取り付けられていないので、モールドで表現されている貫通幌を紙ヤスリでがんばって削りました。下塗りをした段階で、まだ削り残しがあって、みっともなかったので再作業することにしました。

食堂車ダイナープレヤデスことオシ24 は、北斗星同様電車からの改造車です (実車の話) 。今回の作例では、偶然余っていた 485系 (エクスプレスシリーズ1) の屋根を取り付けました。側面はオシ24 を加工して使っています。

その他、折り戸ではなく引き戸なのはわかっちゃいるけど省略です。ダークグリーンの色も、本物より若干明るいですね。というのも、この色はグリーンマックス GM13 湘南色を塗ったからです (GM33 京阪ダークグリーンの方がベターでしょうか?) 。

この後、エナメル塗料で黄色の帯を塗り、テカリを出すためにクリアコートを吹こうと思っています。トワイライトエクスプレスのエンブレムはインレタを貼る予定です。完成後に詳しく書きたいと思います。

2005年 11月 14日 (日) 13:19
帯とクリアーコートを塗ってみました。帯を塗ったら、急にトワイライトエクスプレスっぽく見えてきました。人の目は不思議なものです。帯の色は GSI クレオスのフラットイエロー (基本色) を塗ってあります。もうちょっと赤味のない色の方が良さそうです。クリアーの仕上がりは経験がなく分からなかったので、比較のために、スロネフ (機関車次位) の方には GM44 (光沢) を、カニの方には GM40 (半光沢) を塗ってみました。

反省点をフィードバックして、再塗装をすることにします。今月中に完成できるかなぁ…。

2005年 11月 20日 (日) 21:47
今日は客車の塗り直しと機関車も作ってみました。それなりに、トワイライトエクスプレスに見えるようになりました。

GM13 (湘南カラー) を使ってイマイチだったので、少しでもダークグリーンにするため、下塗りに使っていた GM14 (グレー) を GM10 (黒) にしてみました。結果はというと、あんまり変わらない気がします。少し暗くなったようにも見えるのですが、気のせいかもしれません。

黄色の帯はタミヤカラーの X-8 (レモンイエロー) に X-21 (フラットベース) を加えたものです。色はこれでいいのですが、今回、機関車妻面の運転席窓周囲にある黄色の帯がイマイチの出来です。写真ではあまり気にならないかもしれませんが、近くでみると変です。もう少し、アクリルシンナーで薄めた方がいいのかもしれません。窓枠のHゴムをエナメルカラーで塗っていたのですが、どうもうまくいきません。何度か塗ってみたのですが、結局拭き取ってしまいました。何かコツがあるのでしょうか?

初めての作業はいつも失敗ばかりですね。一体、いつ完成するんでしょうか…。

2005年 11月 23日 (水) 21:31
客車の作業を続けています。黄色の帯を塗っていて、マスキングが下手で派手にはみ出していますが、アクリルシンナーが底をついたので、今日はここまでで中断しました。

編成はカニ24、オハネフ25-500、オハネ25-560、スシ24、スロネフ25-500 をイメージして作って、現在 5両編成です。カニ24 は屋根の延長部分を作成しました。またスロネフ25-500 はドアをパテ埋めしました。だんだん完成に近づいてきています。目下の課題は、マスキングの技術を向上させることと、エアブラシを吹く際の、塗料の薄め具合をつかむところです。それから、ドアの凹部分をマスキングして吹いてみたのですが、さっぱり塗料が乗らずに断念していまいました。

まだまだ課題は多いです。今日は他の作品に向けて下調べもしておきました。

2006年5月28日日曜日

地面を作っています & DD51 の DCC化

何年か前の日本鉄道模型 (JAM) コンベンションのレクチャーで、「レイアウトを作るときは、一番最初に地面をコゲ茶色に塗ってしまう」という話を聞きました。まず地肌を作って、その上から草や木を植えると、最終的にベニヤ板が見えなくなり、土が見え隠れする様が実感的でよい、という趣旨です。

ほほうと思いながらも少しアレンジして、とりあえず普通に作って、残った部分にコゲ茶色のカラーパウダーをまき、その上からコースターフなどをまくことにしました。最初に全面コゲ茶色に塗ってしまうのは、ケガキ作業などに支障をきたす可能性があったため、避けたかったのです。

道路の側面など、見苦しいところをターフで隠しながら、少しずつ仕上げています。ここから作業を進めるには、踏切警報機などを買ってこないといけないですね。

DD51 745 にも DCCデコーダを搭載しました。ところで、今回 DD51 745 に組み込んだ Bトレインの動力を開けてみたら、これまで作業したものとは違っていて、抵抗器やコンデンサがついていませんでした。あれ? と思いながらも (抵抗器やコンデンサを取り外す) 手間が省けていいやと、デコーダをハンダ付けし、デコーダの設定をプログラムしていると、DE10 やキハ58 の時は読めなかったレジスタの値が読めています (デコーダはどれも同じ DZ123 です) 。設定もこれまで通りでは全然走ってくれず、少し最大電圧を上げる設定にする必要がありました。

走行性能は DE10 やキハ58 とは見違えてスムーズです。DE10 はガタガタ音がするのですが、DD51 は音もなくすっと加速していきます。DE10 がスロットルで 40 くらいが実用的な限界速度なのに、DD51 ではスロットル 0 ~ 100 でもちょうどいい速度で走ってくれます。

デコーダが同じなので、動力ユニットが改良されたのかもしれませんが、レジスタの値が読めることについては説明がつかず、どういうことなのか不思議に思っています。

2006年5月27日土曜日

道路 (アスファルト部分) の作成

アスファルト部分の道路を作りました。道路はコルクシートで作成しました。街並みコレクションの建物は歩道が作り込んであるので、これらとの高さを合わせるのに好都合であったためです。アスファルトの表現にも、コルクシートは良い素材であると思います。

では、道路の作成です。まず、仮設置していた建物をとっぱらって、路盤を露出させます。路盤は 2mm のコルクシートです。

路盤を設けることで、路盤を取り外して作業できるようになり、作業効率が上がります。

2mm のコルクシートから道路の部分を切り出し、グレー塗装します。今回は GM 9番を吹き付けました。目の細かいコルクシートを選び、グレー塗装することで、アスファルトっぽい感じが出せていると思います。これと路盤を木工ボンド貼り合わせます。

道路を設置すると、一番上の写真のような感じです。線路と接する部分 (踏切や貨物駅の荷役線) は、枕木と少し干渉する部分があるので、デザインナイフで裏側を削いで高さを合わせます。踏切の踏み板の部分をどうするかはまだ未解決です。走行性能に関わる部分ですので、じっくり考えたいと思います。

建物を設置してみます。

ぴったり収まっています。ボンドで留めなくても、左右からコルクに抑えられているので固定されています。アスファルトの表現については、皆様どんな感想をお持ちでしょうか?

T字路の側です。歩道のパーツが不規則な形なので、ここら辺の道路は大雑把に作っておき、現物合わせで切っています。歩道のパーツを置いて、その縁にそってデザインナイフで切ります。コルクは加工しやすいので、この方法でもきれいに仕上がります。TOMIX の木はやめて、イマジンコーポレーションのケヤキを植えました。こちらの方がリアルでいいですね。

だいぶベニヤ板が露出している部分が減ってきました。今後は、線路の内側を完成させ、その後、外側にとりかかりたいと思っています。細かい装飾の部分は後回しにしたいと思います。

2006年5月8日月曜日

MINI 屋さんの製作

レイアウトを彩る建物として、MINI 屋さん (MINI 専門店) を作ることにしました。MINI屋さんとして最低限必要なものは、車の展示スペース、整備工場、パーツショップになります。車の展示スペースと整備工場は TOMIX の街並みコレクションの駅前シリーズから「タクシー会社」を使うことにしました。パーツショップは同じく街コレの横町シリーズから「喫茶ソレイユ」を使います。売り物の MINI たちは津川洋行の MINI です。色は別々にして 4台買ってきました。

喫茶ソレイユは手を加えるところが看板くらいしかないので、タクシー会社の方を中心に書きます。

タクシー会社は、車庫と事務所兼運転手詰め所の2つの建物から構成されています。MINI屋さんでは屋外に中古車の展示スペースがあるのが一般的なので、事務所兼運転手を整備工場として残し、車庫の部分は展示スペースとして、建物をとっぱらいます。

整備工場の中は、元々見えない箇所だったのでただのプラスチックです。これでは寂しいので、先ほど撤去した車庫の奥側の壁を切り取り、内装を貼り付けることにします。タイヤとかの表現が既に作り込んであるので好都合です。

壁を貼り付けたところです。黄色の MINI が只今修理中、という感じです。上の空間が余っています。ここは後で対処します。車庫を支えるための穴はパテ埋めし、ABCなどの文字はペーパーで削っておきます。この時、摩擦熱で変な臭いがして頭が痛くなりました。換気には注意しましょう。

屋根のすぐ下が何もないのも変なので、残りの壁をこの部分に取り付けます。タクシー会社の看板は切断します。切断せずに、反対側に支柱を立てて、入り口をまたぐ巨大な看板にしておくのも中古車屋さんっぽい感じになっていいかもしれません。今回は、MINI たちが見えなくなると寂しいという理由から短く切断することにしました。看板に何て書くかはまだ決めていません。展示スペースを塗り、MINI を並べれば完成です。

喫茶店はそのまま残し、1階は奥さんが経営する喫茶店、2階は旦那さんが経営するMINI屋の事務所兼パーツショップという設定です。奥さんの入れたコーヒーを飲みながら、喫茶店で MINI 購入の商談中、なんて風景が浮かんできます。喫茶店の内装を取り払って、そこに車を展示したり、工場の中の MINI がジャッキアップされていたりすると、もっと MINI 屋さんっぽくなりますね。

2006年5月7日日曜日

バラスト散布中

ゴールデンウィーク後半はだいぶあれこれ作りました。明日からは心おきなく (?) 仕事に集中したいと思います。

レイアウトの道路の計画はちょっと変更し、アスファルト舗装となる場所に 2mm 厚さのコルクシートを敷きました。街並みコレクションの建物は歩道が表現されているので、これをそのまま使うことにします。歩道と道路の高さの都合上、建物もコルクシートの上に乗せます。アスファルト舗装は、この上から別途表現します。

バラストの散布を始めました。盛大に盛りつけていたせいか、あっという間に底をついてしまい、写真の状態で止まっています。この作業は、バラストを買ってきたら再開することにします。ちなみに、バラストの固着にはヤマトのりを 30% 程度に水で薄めたものを使っています。木工ボンドよりも作業性がよく、仕上がりもよいと思います。

MINI 屋さんも作成しました。街並みコレクション・駅前シリーズのタクシー車庫の改造です。車庫部分の建物を取り除き中古車展示場に、事務所・乗務員詰め所の部分を工場に見立てて、津川洋行の MINI を並べています。看板は後ほど作り直す予定です。

実車では今はなき DD51 745 も入線です。TOMIX の限定磐西客レセットの DD51 745 からの改造です。もったいないとか石投げられそうです (--;; もう少し作業しないといけないのですが (特にシャーシの部品) 、一応、形にはなっています。Bトレイン DD51 は 3台目なので、これまでの経験を踏まえて、今の所はいい出来です。これからがんばって仕上げたいと思います。一応、磐越西線のつもりなので、Bトレインにも 50系客車が欲しいですね。

MINI 屋さんと DD51 は別途製作記事を書きます。

2006年5月4日木曜日

レール本固定完了!

走行試験、駅ホームの建築限界の確認を終え、レールの本固定を完了しました。バラスト散布の前にもう一つやることがあります。踏切との関係があるので、道路の位置を決定しなければいけません。レイアウトに配置する予定の建物 (街並みコレクションを使用) を並べて、道路配置を検討します。

計画は、写真のようになりました。踏切は2箇所です。左半分は貨物駅です。写真の貨物駅事務所は仮の建物で、今後、適当な建物を探すことにします。洋館付き民家の裏手には畑を作る予定です。民家のの右側の半端な土地には、シンボルマーク的な大きな木を植えることにします。地元の人たちに大切にされている老木が開発を逃れて残されている、という感じにしたいと思います。斜めに設置されているのは医院です。通りを挟んで反対側は…これはタクシーの営業所ではなく、MINI 屋さんにする予定です。津川洋行の MINI を買ってきて、並べてあります。ご主人が経営する MINI 屋さんと修理工場、その隣に奥さんが経営する喫茶店、喫茶店の2階は MINI 屋さんのパーツショップ、という感じでしょうか。

ちなみに写真で赤丸で示した地点はレールへの給電ポイントです。ポイントでの電圧降下が激しいので、ポイントをまたいだ給電をしないようにしています。写真の下の方の駅の安全側線を少し伸ばして 3両編成が収容できるようにし、DCC のプログラムレールにしました。この場所はギャップを切ってあるので、ポイントの向きによって電気的に独立させることができます。安全側線に自走させて、デコーダの設定を変更し、また走り出すというのが可能です。

次の予定ですが、バラストを散布したあと、バラストとレールの塗装作業があるため、道路は剥がせるように仮設置し、バラストを散布したいと思います。

2006年5月3日水曜日

最近はエミュレータのおかげで Macintosh や PC でも往年のゲームを楽しむことができるのですが、USB につなげるジョイパッドは安くなった分、品質は落ちているように思います。シューティングなど、微妙な操作が要求されるゲームでは、思った通りの操作ができません。ファミコンのコントローラより操作性が劣っているものもあるように思います。メカの部分を凝り出すとあっという間に値段が跳ね上がってしまうので、肝心要の部分なのに削られていくのは寂しい限りです。

我が家には、往年の名器と言われるマイコンソフト製のジョイスティック「XE-1PRO」が眠っています。憧れのデバイスだったので、手に入れた時は本当にうれしかったのを覚えています。さっそく帰宅してゼビウスをプレーしました (XE-1PRO の XE は XEVIOUS に由来する) 。メカに相当こだわっており、物理的に 4方向・8方向レバーを切り換えたり、ボタンの角度を変えたりできます。連射機能は当たり前に付いています。何よりもレバーの反応の良さが秀逸であると思います。時が流れて押し入れの中で眠ることになったのですが、ATARI 仕様のコネクタから USB 仕様に変更し、現役復帰させることにしました。上の写真は無事改造が終了し、PowerBook につながっている XE-1PRO です。

USB 仕様にするに当たって、USB デバイス側のコントローラチップを用意しないといけないのですが、これは安いジョイパッドを買ってきて、部品を取り出すことにしました (こういう部分は安い製品も高い製品も大差ない) 。連射機能は XE-1PRO のものをそのまま使うので、連射機能も何もない、シンプルなジョイパッドで十分です。今回、生け贄になったのはサンワサプライの JY-P2W (上の写真) です。680円で買ってきました。基板だけ取り出して、残りはさっさと捨ててしまいます。

一般的な ATARI仕様のジョイスティックは上図の左のような結線図になります。これに連射機能などの付加機能が追加されることもあります。しばしば COMMON を GND に直結する配線を見ますが、これは誤りです。ボタンの状態を読み込むタイミングに合わせて COMMON の信号が変化するので、多くの連射機能では COMMON の信号を使って連射のタイミングを作り出しています。XE-1PRO も同様であり、この配線を単純に GND に落とすと、レバーは機能しますが、ボタンが機能しなくなってしまいます。 JY-P2W の基板を眺めていると、妙なことに気がつきます。USB のコントローラチップから先の、ボタン部分の配線図は上図の右のようになります (実際には TRG-C 、TRG-D もある)。ボタンだけが独立して COMMON に接続され、十字キーの部分は GND に直結されています。なぜこのような配線になったのか理解に苦しみますが、ボタンの状態の読み込みタイミングが分かるのは好都合です。JY-P2W に合わせて、XE-1PRO の配線をパターンカット、ジョイスティック側の COMMON だけを GND に直結します。あとは普通に配線すれば終了です。 以上、簡単な改造で XE-1PRO が動くようになりました。JY-P2W を選んだのは大正解でした。 ★ おことわり ★ この記事はサンワサプライの JY-P2W を使えば、ATARI 仕様のジョイスティックが簡単に USB 対応に改造できることを保証しているものではありません。当たり前ですが、改造は自己責任で行ってください。

2006年4月24日月曜日

アクリルケース

アクリ屋さんに頼んでいたレイアウト用のアクリルケースが到着しました。早速ケースをかぶせてみると、立派に見えてなかなかいい感じです。

アクリルケースはセミオーダーで、それなりのお値段です。レールの敷設前からアクリ屋さんに頼むことは決めていて、アクリルの厚さとかを考慮に入れて、アクリルケースをかぶせたまま運転ができるように建築限界を確保しています。実際に走らせて確認しましたが、問題なく走行できます。ケースをかぶせると騒音も小さくなって非常によいです。

ケースはホコリ対策がメインですが、これからの季節、もう一つレイアウトの大敵が現れます。夜、ふと気が付くとそこにいる、アイツです。時には、対空戦闘用意!とかなったりするわけですが (笑) 、レイアウトの上を徘徊されたり、配線スペースに潜り込んだりされるのは迷惑千万です。ヤツらが侵入できる隙間はないので、大丈夫だとは思います。もっとも、今のマンションで初めて夏を迎えるので、本当に現れるかどうかはわかりませんけど。

2006年4月17日月曜日

ランニングシステムに DCC を採用

今回のレイアウトですが、当初、アナログ制御の予定でレールを敷いていました。ちゃんとセクションを区切り、自作したパワーパックを使って複数の列車を運転できるようにする予定でした。線路の仮敷設の後、一杯やりながら眺めていたら「結構作るの面倒くさそうだなぁ。いっそのこと、デジタル制御 (DCC) もいいなぁ」と思い始め、変更することにしました。

ということで、KATO の DCC 基本セットとデコーダを買ってきて、デコーダをBトレイン化した DE10 に取り付けました。最初、コンデンサを外し忘れて煙が出たりしましたが、DE10 が走り始めました。超低速走行もスムーズで、いい感じです。安定して牽引可能な編成は 6両が限度のようです。DE10 へのデコーダの取り付けは、スペースが限られているので、既に取り付けていたおもりの位置の変更などが必要でした。これについては機会があれば書きたいと思います。

PECO のポイントが切り換え式なのを忘れていて、電気配線はまだ完了していませんが、走行試験を開始することにしました。入線予定の車両を DE10 につなげて走らせています。ささやかなレイアウトですが、とても楽しいです。やっぱり鉄道模型は走らせてナンボ、という言葉を実感します。

2006年4月9日日曜日

まもなく一周年

みにちうがやってきて、間もなく一年になります (納車日は 4月15日でした) 。その間、色々なことがありました。当ブログもまもなく一周年を迎えます。

昨年の 12月から洗車していなかったのですが、土埃が激しく、たまに雨の日に出かけると (屋根付き駐車場なので雨はしのげます) 、雨粒が当たったところがまだら模様に泥に変わり、とても見苦しくなっていました。街でピカピカの他の MINI を見ていると、いつもみにちうがかわいそうになります。せめて一周年の日はきれいな姿で迎えさせてあげようと、洗車&ワックスがけをしました (と言ってもガソリンスタンドでやってもらったのですが…) 。きれいになって、みにちうもご機嫌です。

きれいになったので、満開の桜の木の下でパチリと記念撮影。シャッター速度を絞って、ちょっと渋めに撮影しています。来週 15日はみにちうに乗ってどこかへドライブしたいと思っています。

2006年4月1日土曜日

天地創造の時

固定式レイアウト欲しい熱が徐々に上がってきました。GRANVIK のウォールシェルフを導入して収納スペースを確保し、要らない物を着々と処分してきた結果、ついにレイアウト用地を確保しました。場所はウォールシェルフの一角、面積は 800mm×355mm と、Bトレイン向けのレイアウト用地としては充分です。

とはいえ、まさか棚に線路を直接固定するわけにはいきません。そんなことをしたら電気配線が大変です。幸か不幸か我が家には 900mm×600mm のレイアウトボードがあります。以前、作ろうとして線路を敷いてみたものの、それ以上の工事が進まず、数年間放置されて粗大ゴミと処分される寸前でした。このレイアウトボードを本日みにちうに乗せて運び、上記のサイズに切断してもらいました。工賃は 500円。レールもはがして再利用します。レイアウトボードを再利用して、部屋の片付けにも貢献です (笑) 。

レイアウトプランは写真の通りです。あまり難しいことを考えずに、のびのび作ろうと思っています。運転のバリエーション重視の設計です。部分複線のエンドレス上に 2つ駅があって、貨物駅が併設されている、という感じです。貨物駅ではなくて、留置線として使うのも楽しそうです。安全側線もポイントが余ったので付けてみました。キハ58新潟色と、DE10、コキ50000 を適当に並べています。同じウォールシェルフが 2つ並んでいるので、常にもう一つ向こう側へのレイアウト延長の誘惑が付きまとうのですが、それはやめておきます。

数値的には、周囲 6mm はアクリルケースのためのスペースとして確保、最外周の線路の中心線は、そこからさらに 20mm の地点にあります。このような設計になったのは、アクリルケースをかぶせた時の建築限界のクリアランスを確保するためです。最外周のエンドレスは R149mm、内周は R116mm です。PECO のフレキシブルレールですが、この半径に曲げるのはとても苦労しました。これで疲れてしまったので、本日の工事はレールの仮敷設で終了です。

次はアクリルケースを発注しようと思います。

2006年3月26日日曜日

Bトレイン の DD51 、2台目を製作

DD51 745 を作るのに先立って、再現性のある工法を確立する目的で、JR北海道の北斗星カラーの DD51 をBトレイン化してみました。ということで、今日は乗り潰しの話はお休みです。

前回のテーマは再塗装をしないで作る、ということでした。私は塗装がとても苦手なので、避けられるものは避けたい、という動機からです。某所でBトレイン DD51 キットとやらが出品されていますが、その製作説明書を見ても、やはり再塗装は難しいようですね。再現性があり、安定して工作できる工法でないと、お金と時間の無駄になってしまいます。

前回と同じく、キャブには手を入れていません。ボンネットは前回と同じカットです。前回鬼門と書いた、ランボードと、その上に乗るパーツのカットを大きく変え、接合部分を減らしました。前回と今回の接合部分を黒い三角で示しています。前回は再塗装を避けたいがため、その分パーツの加工が複雑になってしまい、仕上がりが不格好になり、強度も落ちていました。今回はわずかなタッチアップ程度の再塗装を許容することで、カット箇所の削減、見た目と強度の向上を実現しました。タッチアップを要する箇所は、ランボードの上のパーツの両端(白いマルで示しています)です。

安定した加工ができるようになったので、いよいよ DD51 745 を作ろうと思います。

2006年2月27日月曜日

エンストしそう

何とか冬を乗り切れそうだったのですが、最近みにちうが不調になってきました。暖機運転を終えて、走り出した直後に止まると、エンジンの回転数がかなり落ちてしまいます。昨日は、暖機運転中にブレーキペダルを踏むと (もちろん、ギアはNですが) 、それだけでエンジンの回転数が落ちます。ヘッドライトを操作しても同じです。どうやら、電装系の問題のようです。回転が安定するまで、アクセルを軽く踏み込んでいないと、エンストしてしまいそうです。

安定したところで、一応、バッテリ電圧を測ってみると、13V あります。バッテリは異常なし。最近、運転席に座っていて、エンジンルームの左側からキュルキュルとか音がするので、疑問に思っていたのですが、もしかしたら、オルタネータが交換時期なのかもしれません。新車登録から9年目ですから、そろそろでしょうねぇ。

その後、十分に暖機運転をした形になったため、走り出した後は「こんなにスムーズだっけ?」と思うほど調子よくなったんですけどね。また出費かぁ…。

2006年2月14日火曜日

ベストリピート5・キハ58/28 新潟色

出ました。来ました。組み立てました。Bトレイン、ベストリピート5・キハ58/28 新潟色です。今のところ、4両です。あと 4両到着する予定です。

とりあえず素組して、新津駅1~2番線風に並べてみました。1番線は上り本線、485系の特急北越が停車中、中線には特急に進路を譲る上り貨物列車が、2番線には磐越西線に入っていく気動車が待っているという、いつもの駅頭風景という設定です。ゆきだるま弁当が食べたくなります。今は橋上駅舎になってしまったので、かつての風景ということになりますが。

磐越西線はどちらかというと平坦線区で、パワーのあるキハ58 は米坂線での運用に就くことが多いようです。磐越西線の主力はキハ40/47 です。今年はキハ40/47 もラインナップに加わるといいですね。あと、キハ110 も欲しい! TOMIX の鉄道コレクションでも、蒲原鉄道が出ないかと、密かに期待しています。

自分で作ったものは、それなりに味がありますが、やっぱりデカールを貼ったものより出来がいいですね。今、新潟エリアでは何通りかの塗色の気動車が走っていますが、なんと言ってもこの塗色が一番好きです。

あと 4両、早く届かないかなぁ…。

2006年1月2日月曜日

485系1000番台 急行きたぐに

帰省していたのですが、3日から大荒れになるという天気予報を聞いて、予定を切り上げて帰ってきました。今回使った列車は新潟と大阪を結ぶ 502M 寝台急行きたぐに号です。車両は 583系電車です。今回、3段寝台を初体験!と意気込んでいました。北陸に住んでいたので 583系からの改造車である 419系には飽きるほど乗っていましたが、583系に乗った経験はわずかに数回、それも新津-新潟間の快速扱いの区間だけです。

新津発の時間は 23:10 、しかし、新津駅に着いたとたんに「車両故障のため運転の見通しが立ってない」旨を告げられました。なあーに、何とかなるさ、と楽観的に考えてコンビニで寝酒を買い込んで戻ってくると、どうも修理を断念したらしく「代わりの編成を用意する」などと言っています。上沼垂電車区に、583系の代わりになる車両があろうはずもありません。どうも荒唐無稽なことを言っているなー、と思いつつも待っていました。23:50 には寝台特急日本海がやってくるはずなのですが、こちらも羽越線の脱線事故を受けて運休となっていて、頼みの綱は「きたぐに」だけです。

大阪まで走るのですから、少なくとも B無線、ATS-P を搭載していて、直流区間と 60Hz の交流区間を走れる車両…となれば、自ずから 485系かなぁ…、大してリクライニングのきかない昼行特急用の椅子に座ったまま大阪まで乗せる気なのかいな…。まさか故障している 583系を仮復旧して EF81 で牽引か、など色々と妄想を巡らせるうち、ようやく代わりの車両の手配がついたのは 24:00 をまわった深夜のことでした。新津に 485系1000番台を使った「急行きたぐに (全車自由席扱い) 」がやってきたのは 25:20 頃でした。4人分のシートを占領してベッドを仮設し、寝るように努力をしますが、まあ無理な体勢でそうそう寝られるものではありません。長岡、富山、武生に止まったのは鮮明に覚えています。上の写真は京都駅にて撮影しました。

それにしても、485系の上沼垂色が関西方面に乗り入れたのは本当に久しぶり、まして米原に姿を見せたのは相当な珍事です (かつて特急白鳥や雷鳥の運用に就いたことはあるが、これらの特急は湖西線経由で米原は通らない) 。そんな貴重な体験で、しかも馴染みの地元の車両で関西へ乗り付けたのは、特別列車に乗っている気分でした。で、ATS-P は付いてたのかって? それは…(汗)