2007年4月30日月曜日

デコーダ搭載方法の変更

DE10/15用の動力の、デコーダ搭載方法を変更してみました。DZ123のビニール被服を剥ぎ取って、動力ユニットの内部に収納しました。動力ユニットの上に出ているのは、前照灯用の配線です。前照灯には、電球色の LED 3DL-3N4KW を使用しています。

今回のモチベーションは二つあります。一つ目は補重スペースの確保です。「補重は集電性能に影響なし」という結論を得て以来、補重を軽視していました。しかし、牽引性能に不満があることから、補重する方針に変更しました。二つ目は見た目の問題で、DE10/15ではDZ123の厚みのため、どうしても腰高になってしまう点を改善するためです。

改造のポイントは、Bトレ動力の基板の固定方法です。この基板は集電バネを抑える役割があるので、これを省略すると厄介な問題が残ります。DE10/15のボディの制約上、基板を固定しているプラ部品が邪魔になりますので、すっぱり切り落とし、代わりに基板をビス止めしています (下の写真、ビスが見えます) 。ビスは下部に突き出てしまいますので、床下機器を取り付けてごまかします。

DZ123はビニール被服を剥ぎ取り、両面テープ等で動力ユニットの天板に固定します。モーターとギアを結ぶ推進軸をつないでいる黒いビニールの部品 (わかります? 写真では、抵抗器の左下、ビスの左にある黒い部品) がビスと干渉するので、動力伝達に影響のない範囲で少々カットします。

前照灯のLEDについてです。3DL-3N4KW は 2.9V ~ 3.5V 20mA が定格です。DZ123の COMMON (青) と 1エンド方ライト (黄) 間で実測したところ、12~13V で変動していました。680Ω程度の抵抗器を入れれば良さそうですが、680Ωでは LED からの発熱が多いようなので、1kΩを採用しました。これでもかなりまぶしいです。しかし、光誘導用の透明プラを通って、前照灯として見えるまでには、かなり減衰するようで、十分な光量は得られていません。LED のマウント方式を含めて、再検討したいと思います。

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